ヤク館山 4度目右肘手術していた 全治6週間、前半戦絶望

[ 2016年4月21日 05:30 ]

13日の巨人戦は5回6失点KOされた館山

 ヤクルトは20日、館山昌平投手(35)が同日に群馬県館林市内の病院で右肘関節遊離体摘出とクリーニング手術を受けたと発表した。

 全治6週間の予定で、前半戦復帰は絶望となった。館山は今季2試合登板で0勝2敗、防御率9・90。14日から2軍調整に回り、肘の状態が思わしくないことから手術に踏み切った。

 過去に3度の右肘内側側副じん帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けており、カムバックした昨季は6勝を挙げた。今春キャンプは第1クールで6年ぶりに4日連続キャッチボールを行うなど順調に調整。「早い段階で2桁勝利や規定投球回数をクリアして、キャリアハイに挑みたい」と語っていたが、無念の戦線離脱となった。

 小川、石川とともに先発の柱として期待していた真中監督は「故障とかは仕方ない。いるメンバーで戦うしかない」と渋い表情。高津投手コーチも「(前半戦での復帰は)無理だね。早く(手術を)やって早く戻ってきたいということじゃないかな。(先発陣は)苦しい」と話した。

続きを表示

2016年4月21日のニュース