ソフトB柳田“らしく”連続試合四球ストップ 最終打席は初球打ち

[ 2016年4月21日 05:30 ]

<ロ・ソ>9回、先頭の柳田は中前打。連続試合四球の記録は途絶える

パ・リーグ ソフトバンク5―0ロッテ

(4月20日 QVCマリン)
 ソフトバンク・柳田の記録は「らしく」ストップした。第3打席まで四球がなく、9回に迎えた第4打席。

 「甘い球が来たらガンガン行く」と話していた通り初球の真ん中高め直球を叩いて中前へ運んだ。開幕から続いていた連続試合四球は、1970年の巨人・王貞治(現ソフトバンク球団会長)のプロ野球記録に並ぶ18試合で終わった。ただ、柳田本人は「ここから。また、あした」と一つの区切りとし、記録について聞かれなくなることに「そう、それ!」と笑って引き揚げた。工藤監督は「ここまで四球を積み重ねたのは自信にしていい。今の見極めをしていれば必然的に安打も長打も増える」と話した。

 ≪開幕からの連続試合出塁は19試合に≫柳田(ソ)が4打数1安打で今季初めて四球なし。開幕の3月25日楽天戦から続けていた連続試合四球は70年王(巨)と同じく18試合のプロ野球タイ記録で止まった。それでも9回に安打を放ち開幕からの連続試合出塁は19試合に。開幕からの連続試合出塁のパ・リーグ記録は83年スティーブ(西)の40試合。柳田はどこまで迫れるか。

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2016年4月21日のニュース