専大「ゴジラ2世」驚がく140m弾「あそこまで飛ぶとは…」

[ 2016年4月21日 14:15 ]

東都大学野球1部春季リーグ2回戦 専大3―7日大

(4月21日 神宮)
 専大の「ゴジラ2世」が驚がく弾を放った。東都大学野球1部の春季リーグ2回戦が21日、神宮球場で行われ、専大は日大と対戦。

 2点を追う4回。先頭の4番・森山恵佑外野手(4年=星稜)は高めに浮いた137キロ直球をフルスイング。大きな音を響かせて高く舞い上がった打球はバックスクリーンへ一直線。広告などを映し出す電光掲示板の上で弾む推定140メートル弾となり、スタンドからどよめきが起こった。森山は「入るとは思ったけどあそこまで飛ぶとは思わなかった。練習通りに打てました」と振り返った。
 
 主将も務める森山は、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏と同じ星稜(石川)出身。高校時代には松井氏が母校を訪れた際、自身を含む部員全員が松井氏から激励してもらった経験があるという。

 1メートル89、92キロと恵まれた体格を誇り「アピールポイントは本塁打を含めた長打力です」ときっぱり。試合は3―7で敗れたが、斎藤正直監督は「ああいう風に力まずに打てば飛ぶ。バットで引っ張ってほしい」と期待を込め、森山は「松井さんは偉大すぎる先輩です。春は打率3割、5本塁打、15打点を目標にしたい」と話した。

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2016年4月21日のニュース