松坂 何度も首かしげ…52球中25球ボール「悪いことばかりの中…」

[ 2016年4月21日 05:30 ]

<ソ・中>2回2失点だった松坂

ウエスタン・リーグ ソフトバンク―中日

(4月20日 タマスタ筑後)
 ソフトバンク・松坂がウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)に先発し、2回を4安打3四球2失点だった。

 制球に苦しんで52球を要し、実に25球がボール。「全体的に球が高かった。ゲームの中で修正が利かなかった」。マウンド上で何度も首をかしげた。

 フォームのバランスが崩れ、体が三塁側に流れていたように映った。倉野投手巡回コーチは「本人がうまくいかなかった原因を自覚できたことが大きい」と話す。「悪いことばかりの中で、何球かはいい形があった」とは松坂。初回の3アウトは全て芯を外しての一ゴロ。今季自己最速の144キロは計8球を数えた。

 次回登板は27日の中日戦(ナゴヤ)の予定で、60球、3、4回がメドとなる。「1週間でしっかり修正して、次はいい形のものを多く出せるようにしたい」と誓った。

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2016年4月21日のニュース