ブレーブス 転落死した男性の家族に訴えられる「球場に過失あり」

[ 2016年4月21日 09:05 ]

ブレーブスの本拠地ターナー・フィールドの観客席 (AP)

 AP通信は20日、昨年8月にブレーブスの本拠地ターナー・フィールドの観客席から転落死した男性の家族が、ブレーブスと大リーグ機構を相手取り、訴訟を起こしたことを伝えた。

 亡くなった当時60歳の男性はバックネット裏の上部の席から転落したが、家族は転落を防止するためのフェンスが30インチ(約76センチ)と低かったことを主張。基準ではそれよりも12インチ高く、42インチ(約1メートル7センチ)であるべきで、ブレーブスと大リーグ機構は適切な高さのフェンスを設置しなかった過失責任を問われているという。

 ターナー・フィールドでは2008年以降、観客席から転落する事故死が3件発生。うち1件は自殺として扱われた。なお、ブレーブスは今回の訴訟に関するコメントを拒否している。

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2016年4月21日のニュース