五輪組織委 神宮球場使用でヤクルトなどと直接交渉へ

[ 2016年4月15日 13:33 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が20年5~11月における神宮球場の使用中止を要望している問題で、球場を管理する明治神宮外苑が15日、本拠地とするプロ野球ヤクルトや東京六大学リーグなど使用4団体の幹部を集めて意見交換会を開き、次回以降は大会組織委員会のメンバーを会議に呼ぶことなどを決めた。

 関係団体がそろって問題を協議するのは初めてで、神宮外苑の成瀬伸之総務部長は「共通の認識としては非常に期間が長く、難しいお話ということ」とした。組織委には期間短縮などを訴える方針で「直接使用団体さんの声を伝えていただく」と意図を説明した。

 組織委の佐藤広副事務総長は「施設の所有者だけでなく利用者に対しても説明や意見交換を丁寧にやっていきたい」と話した。

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2016年4月15日のニュース