国学院大・伊藤雅 初先発で2安打 関東第一でオコエと同期

[ 2016年4月15日 05:30 ]

<国学院大・日大>4回無死満塁、、中前2点適時打を放った国学院大・伊藤雅

東都大学野球第2週最終日 国学院大11―4日大

(4月14日 神宮)
 3回戦1試合が行われた。国学院大は、関東第一の主将として昨夏の甲子園で4強入りした伊藤雅人内野手(1年)が、0―2の2回に反撃の口火を切る中前適時打を放つなど2安打3打点と奮闘。11―4で日大に逆転勝ちし、勝ち点を2に伸ばした。

 初スタメンに燃えた。2点を追う2回2死三塁。伊藤雅は直球を中前へ運び、リーグ戦初安打初打点をマーク。これで打線に火が付き、3回は打者10人の猛攻で6得点。計16安打11得点の大勝に貢献し「結果を残せて良かった」と笑った。

 12日の日大1回戦は代打で初出場も空振り三振。前日は同学年の東洋大・津田が決勝3ランを放ち、先輩から「東洋の1年が打ってるぞ」とハッパをかけられた。8―3の4回はダメ押しの2点中前打。2安打3打点と起用に応え、鳥山泰孝監督も「大学野球を引っ張っていく存在」と称えた。

 無料通信アプリ「LINE」で関東第一の同期でグループを作り、楽天・オコエと励まし合っている。「大学では100安打が目標。オコエと同じ舞台に立ちたい」。プロ入りを目指し、安打を量産する。(青木 貴紀)

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2016年4月15日のニュース