マー君、ダルらも熊本地震を心配 川崎は「友達無事だった」

[ 2016年4月15日 16:41 ]

 熊本地震を受け、米大リーグで活躍する日本選手は14日、一様に心を痛めた。ヤンキースの田中将大投手はプロ野球楽天時代に東日本大震災の被災地を目の当たりにしており、ブルージェイズ戦が行われたトロントで「これ以上被害が広がらないことを願っている。力を合わせて乗り越えられると信じている」と神妙な面持ちだった。

 レンジャーズのダルビッシュ有投手は地震の大きさに表情を曇らせた。短文投稿サイトのツイッターに災害用の安否確認方法などをつぶやき「必要としている人が一人でもいる可能性があるので。ちょっとでも力になれるかな」と話した。

 鹿児島県出身のカブスの川崎宗則内野手は地震発生後に親族、友人の無事を確認。時差があり、連絡がとりにくい状況だったが「友達と話ができてみんな無事だった」と胸をなで下ろした。

 ドジャースの前田健太投手は、2014年に古巣の本拠地、広島市で起きた土砂災害を振り返り「支援できることがあれば協力することが大切」と話した。当時は被災者にマットレスを寄付しており「現状を把握して、できることがあれば力になりたい」と支援の意向を示した。(共同)

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2016年4月15日のニュース