ジョーダン初勝利「とてもうれしい」、ビシエドは本拠地初アーチ

[ 2016年4月15日 21:46 ]

<中・神>本拠地初ホームランを放ったビシエド(左)と来日初勝利を挙げたジョーダンは、お立ち台で笑顔でガッツポーズ

セ・リーグ 中日6―0阪神

(4月15日 ナゴヤD)
 7回3安打無失点で来日初勝利の左腕ジョーダンと5号3ランを含め3安打3打点の4番ビシエド。ナゴヤドームのお立ち台に助っ人2人が並び立った。

 ジョーダンは初回2死から江越に左前打を許したものの、その後は4回までノーヒットピッチング。5回先頭のヘイグにこの試合初めての四球を与えたが、横田を二ゴロ併殺に仕留め、7回1死一、二塁のピンチでも後続をピシャリ。阪神打線に三塁を踏ませなかった。

 「とてもいい投球ができたと自分でも思う。ストレートがすごくよかったし、コントロールもよく、低めにボールを集めることができた。来日初勝利を挙げることができて、とてもうれしい」。ウイニングボールを手にした助っ人左腕が胸を張った。

 そのジョーダンを力強く援護したのが4番ビシエドだった。初回2死一塁から右前打を放ち、先制のチャンスをつくり、2回には阪神の先発・能見をKOする左越え5号3ラン。これが本拠地初アーチとなり「素晴らしい中日ファンの前で打つことができてうれしい。ファンも期待していたと思うが、自分も打てることを期待していた」と笑った。

 中軸の平田が左股関節痛で登録抹消されるなどチーム事情は厳しいが、先制打を放ったナニータを含めた助っ人の活躍で連敗は3でストップ。勝率を5割に戻した谷繁監督は「もうちょっといい形にできたら」と3回以降に追加点を奪えなかったことに不満をもらしつつ、2死からの連打で能見をKOし、無失点リレーでの勝利に「いい試合だったと思いますよ」と振り返った。

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2016年4月15日のニュース