巨人首位陥落 今季救援投手初黒星も由伸監督は先発に苦言

[ 2016年4月15日 05:30 ]

<ヤ・巨>7回に逆転打を打たれた山口

セ・リーグ 巨人4-6ヤクルト

(4月14日 神宮)
 巨人は、今季2度目のカード負け越しを喫し首位から陥落した。2点を追う6回に逆転したが、その裏に戸根が同点、7回に山口が勝ち越しの痛打をいずれもバレンティンに浴びた。今季18試合目で初めて救援投手に黒星がついたが、高橋監督が感じた敗因は別だった。

 「先発がもうちょっと投げてくれれば、一番いいけどね。ずっと同じような四球だったり、もったいないところがある。自分で何とかしてもらわないと」と先発・高木に苦言を呈した。3回、先頭の投手・小川の左前打に2四球などが絡んだ3失点が響いて5回で降板。救援陣へのしわ寄せとなった。前夜はエース菅野が2試合連続で完封勝利を挙げたが、最近5試合で先発陣の5回以下での降板は3度目となる。

 「先発ローテーションに期待して入れてもらっているのに情けない」と高木。エースに続く、2つ目の柱の不在。チームは1日以来、連勝がない。(春川 英樹)

続きを表示

2016年4月15日のニュース