広島、黒田緊急降板も延長制す!丸がV打 10回一挙4点勝ち越し

[ 2016年4月9日 17:27 ]

<神・広(2)> 10回1死二塁、ルナの左越え二塁打で生還した丸はナインとハイタッチ

セ・リーグ 広島6―2阪神

(4月9日 甲子園)
 広島は0―2で迎えた8回にルナの適時打などで同点に追いつくと、延長10回に丸が決勝の適時二塁打。この回一挙4点を奪い、6―2で阪神を下した。

 先発の黒田が先制弾を浴びた直後に、打球を足に受けて緊急降板。打線も序盤から阪神の先発左腕・岩貞に苦戦し、7回まで無得点と苦しい展開が続いた。

 しかし8回に田中、菊池の連打で1死一、三塁の好機。丸の内野ゴロの間に1点を返し、続くルナの中前適時打で同点に追いついた。

 試合は2―2で延長戦へ突入。すると10回1死一塁から、丸が中堅へ決勝の適時二塁打を放って1点を勝ち越した。続くルナも左越えの適時二塁打。押し出しと犠飛でさらに2点を追加し、6―2とリードを広げた。

 阪神先発の岩貞は8回途中2失点と好投。しかし、打線は4回に江越が先制2ランを放って以降、追加点が奪えなかった。延長戦で4番手の榎田が勝ち越しを許し3連勝はならなかった。

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