初めて判定覆る!ロッテ、本塁リプレー検証でアウトがセーフに

[ 2016年4月9日 06:17 ]

<ロ・西>初回2死一塁、デスパイネの左翼線二塁打で一走・清田が本塁突入しアウトになるもビデオ判定の末、空タッチだったとしてセーフに。捕手・炭谷

パ・リーグ ロッテ3―5西武

(4月8日 QVCマリン)
 ロッテの初回の攻撃で、本塁でのクロスプレーを巡ってビデオ判定が行われた。

 2死一塁からデスパイネの二塁打で一塁走者の清田が本塁に突入。一度はアウトとされたが、映像を見た審判団の協議の結果、セーフとなった。「コリジョンルール」でボールを持たない捕手が走路をふさぐことが禁じられているが、今回のケースは単純な空タッチ。本塁でのクロスプレーに疑義が生じた場合に行うリプレー検証で判定が覆るのは初めてだ。

 ただ、今季初先発の古谷が5回4安打3失点でリードを守れず今季初の逆転負けで、初めて首位陥落。古谷は「リズムを乱してしまった」と肩を落とした。

 ▼本田英志・二塁塁審(責任審判)審判が疑念を抱いたので(検証した)。あのプレーは、コリジョン(衝突)はなかった。

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2016年4月9日のニュース