マー君、調整28球 米メディアは“中4日の不安”を問う

[ 2016年4月9日 09:10 ]

 米大リーグ、ヤンキースの田中は8日、2度目の先発となるデトロイトで10日午後8時10分(日本時間11日午前9時10分)開始予定のタイガース戦に備え、投球練習を行った。厳しい冷え込みの中、28球を投げて感覚を確かめた。

 2年連続で開幕投手を務めた5日は六回2死から同点ソロを浴び、勝敗は付かなかった。当初は4日だったのが悪天候で1日ずれ、登板間隔は4日間に減った。4日の中止決定後、ジラルディ監督の記者会見で早速、米メディアから「中4日で起用しない可能性はあるのか」と質問が飛んだ。

 周囲が過剰に反応するのは昨季の事例があるからだ。開幕から4試合目、初めて中4日で臨んだ同じく敵地でのタイガース戦後、右の手首と前腕部を痛めて故障者リスト入り。デトロイトの寒さと登板間隔が原因だったとは言い切れないが、そこから復帰までに1カ月以上を要した。

 炎症を引き起こす要因だった右肘内の骨片をオフの手術で除去するなど万全を期している。前回登板後に「次は今日よりもいい状態でマウンドに上がれると思う」と宣言した通りに好投して、不安を一掃したいところだ。(共同)

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2016年4月9日のニュース