ロッキーズ 新人ストーリーが史上5人目の大記録「開幕から最高だね」

[ 2016年4月9日 16:15 ]

<パドレス・ロッキーズ>4回、左越えに3ランを放つロッキーズのストーリー (AP)

ナ・リーグ ロッキーズ6―13パドレス

(4月8日 コロラド)
 ロッキーズのトレバー・ストーリー内野手(23)が8日のパドレス戦でメジャー史上5人目となる開幕から4試合連続の本塁打を記録した。

 4日の開幕戦でメジャーデビューを果たしたばかりのストーリーは同日にダイヤモンドバックスのエース、グリンキーから2本の本塁打を記録。開幕戦でデビューしたルーキーによる2本塁打は史上初という快挙を成し遂げたが、その後も、勢いがとどまることを知らない。

 ダイヤモンドバックスとの開幕3連戦すべてに本塁打を放つと、ホーム開幕戦となったこの日も4回にレフトスタンドへ豪快な一発。さらに、9回にはもう一球、ボールをレフトスタンドのファンにプレゼントした。1試合2本塁打はこれで2度目。「こんなスタートが切れるとは思っても見なかった。ここまでのところ、最高だね」とストーリーは満足げ。

 すでに4試合で6本塁打を放っている驚異のルーキーは、このままのペースだと、シーズン243本塁打。もちろん、それは非現実的な話だが、開幕からの4試合連続本塁打は過去にウィリー・メイズ(1971年)、マーク・マグワイア(1998年)、ネルソン・クルーズ(2011年)、クリス・デービス(2013年)とそうそうたる顔ぶれがそろっており、偉大な打者の領域に足を踏み入れたことは確かだ。

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2016年4月9日のニュース