広島、指揮官の猛抗議が“粘り勝ち”生む 決勝打の丸「僕らも負けじと」

[ 2016年4月9日 18:07 ]

10回1死二塁、ルナの左越え二塁打で生還した丸はナインとハイタッチ

セ・リーグ 広島6―2阪神

(4月9日 甲子園)
 広島は終盤に同点に追いつき、延長10回に4点を勝ち越して連勝中の阪神を下した。

 4回に先発の黒田が打球を足に受け緊急降板。アクシデントを乗り越えての勝利に「黒田さんもそうですし、昨日も嫌な負け方だったので今日はこっちが逆に粘れた試合だったと思う」と決勝打の丸は胸を張った。

 9回に松山の打球を巡って、阪神・金本監督が抗議。安打だった判定が右飛に覆ったことで、緒方監督も負けじと猛抗議を見せた。丸は「監督も熱いものを持って試合に臨んでいるのを改めて感じた。僕らも負けじと熱いものを持ってしっかりやっていこうと思った」と監督の姿が勝利につながったと語った。

 「この粘り勝ちを明日以降につなげていきたい。一つ一つコツコツと勝っていきたい」と話し、明日の試合を見据えた。

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2016年4月9日のニュース