東大・宮台 開幕戦で奪三振ショー13K 早大指揮官も脱帽「打てません」

[ 2016年4月9日 14:45 ]

<六大学野球 東大・早大>4回2死二塁のピンチに吉見を空振り三振に斬った東大・宮台は気合のガッツポーズ

東京六大学春季リーグ戦 東大0―1早大

(4月9日 神宮)
 東大のエースが早大相手に圧巻の奪三振ショーだ。東京六大学野球の春季リーグが9日、神宮球場で開幕。開幕戦で東大は早大と対戦し、最速145キロ左腕・宮台康平投手(3年=湘南)が先発した。

 昨秋の法大戦でリーグ戦初勝利を挙げた左腕は、伸びのある直球を武器に2回2死から3回まで4者連続三振を奪うなど、3回までに7奪三振。0―0で迎えた9回2死二塁から早大・三倉にサヨナラ打を打たれて敗れはしたが、8回2/3を投げて4安打1失点、13奪三振。昨年、春秋リーグ戦連覇、全日本大学選手権優勝と3冠を達成した王者を最後まで苦しめた。

 早大の高橋広監督は「(宮台は)直球の切れが良かった。腕のしなりも良いし、体力もついている。あんなに良かったら打てませんよ」と脱帽だった。

続きを表示

2016年4月9日のニュース