日本ハム 杉谷 球団タイ記録も日本タイの場面は「ツメが甘い 反省です」

[ 2016年4月9日 20:35 ]

7回1死一、二塁、日本ハム・中田が左前に適時打を放ち、二塁走者・杉谷が生還する(右はリズ)

パ・リーグ 日本ハム9―7楽天

(4月9日 コボスタ宮城)
 日本ハムのスーパーユーティリティー、杉谷が楽天2回戦(コボスタ宮城)で1試合3犠打の球団タイ記録を達成した。1回無死一塁で投前、3回無死一塁で捕前、5回無死一、二塁では三塁線へ、それぞれ絶妙なバントを転がした。

 「(春季キャンプ地の)アリゾナからずっとバント練習をやってきた」と自信を持って決めた。ただ、球団新と日本タイ記録がかかった8回1死一、三塁の場面でスクイズをキャッチャーへ打ち上げ、併殺にしてしまった。「いい流れでチームが来たのに。ツメが甘い。そこは反省です」。

 左右両投手に対応するスイッチヒッターで、内外野を守れる杉谷の役割は多い。プレー以外でも西武プリンスの打撃練習中にウグイス嬢から「口撃」を受け、球場の盛り上げに一役買うことがことが恒例になるなど、今やチームに欠かせない存在。プロ8年目の25歳は、今後も大事な場面で起用されることが増えそうだ。 

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2016年4月9日のニュース