恐るべし虎1番・高山 リーグトップタイ18安打目 ヤク川端に並ぶ

[ 2016年4月8日 08:02 ]

<巨・神>初回無死、中前打を放つ阪神・高山

セ・リーグ 阪神10―1巨人

(4月7日 東京D)
 安打製造機と化した男の行く手を阻むものは、もういない。阪神・高山が初回の第1打席で、初対戦となった平良から中前打を放ち連続試合安打を自己最長となる5試合に伸ばした。

 「良かったです」と自賛する一打は今季18安打目となり、ヤクルト・川端に並ぶ、リーグトップに躍り出た。

 真新しいバッターボックスは、はやくも背番号9の「聖域」になりつつある。開幕から12試合、第1打席に限定すると、12打数5安打の打率・417。積極的な姿勢に好球必打も合わせ持ち、切り込み役としての適性の高さも十分に示している。

 それでも、黄金ルーキーに慢心はない。2打席以降は凡退。沈黙した悔しさを問われると「そのとおりですね」と、真っ正面から受け止めた。活躍するほどに相手からのマークが強まるのが常。宿敵との3連戦でも厳しい内角攻めを受けるシーンも目立った。「向こうの攻め方が変わってきているのは、僕としても段階を1つ上がったのかなと思います」と成長を実感する一方で「次は(内角球を)一発で仕留めたい」と鼻息も荒く、警戒網も打破する構えだ。

 約2週間に及ぶ関東遠征もようやく終わった。次なる舞台は待ちに待った甲子園。オープン戦からさらに成長した姿を本拠地の虎党に見せつける時が来た。「この勢いのまま、明日も勝ちます!」と、最後はどこまでも頼もしい22歳。新生猛虎の象徴の一人である背番号9は、大声援を力にかえ、さらにステップアップしていく。 (久林 幸平)

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