金本監督「社長が話したそのまま」 現金授受問題でコメント

[ 2016年3月16日 11:30 ]

 巨人、阪神、西武で選手が自チームの勝敗に絡んで現金授受を行った問題で、阪神の金本知憲監督は16日、オープン戦の行われる千葉市で「社長が話したそのままだ」と話した。阪神は四藤慶一郎球団社長が15日に、チームが3連勝した場合に円陣で「声出し」を行った野手が、他の野手から5千円ずつ受け取っていたことなどを明らかにした。

 四藤社長によると、現金のやりとりは2011年から行われていた。12年まで現役選手だった金本監督は当時のことを問われ「社長が言った。それしかない」と答えるにとどまった。

 西武の田辺徳雄監督は所沢市での試合前に「野球界に厳しい目が向けられている。しっかり姿勢を正してやっていかないといけない」と述べ、選手会長の炭谷銀仁朗選手は「今後一切、禁止します」と話した。阪神の選手会長、上本博紀選手は「野球により一層集中して取り組んでいきたい」とした。

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2016年3月16日のニュース