Wソックス ラローシュが突然の引退宣言「自信を持って決断した」

[ 2016年3月16日 09:00 ]

ホワイトソックスのアダム・ラローシュ内野手 (AP)

 ホワイトソックスのアダム・ラローシュ内野手(36)が現役引退の意思を固めた。NBCスポーツなど米国の複数メディアが15日に報じている。

 ラローシュは同日朝、キャンプ地で行われたチームミーティングで野球から身を引くと関係者に伝えたとのこと。あまりに急だったため、チームメートからは「一晩寝て考えろ」とアドバイスされたそうだが、ラローシュ本人は「この決断に自信を持っている」と話しており、その意思は固いようだ。

 2014年のシーズン終了後、ホワイトソックスと2年総額2500万ドル(28億3000万円)で契約したラローシュは、このままユニホームを脱ぐことになれば、今季の年俸1300万ドル(約14億7000万円)を失うことになる。

 ナショナルズから移籍1年目の昨季は主に指名打者として127試合に出場して打率2割7厘、12本塁打、44打点で、打率は自己ワーストだった。メジャー12年間の通算成績は1605試合に出場して打率2割6分、255本塁打、882打点。一発が魅力の選手で、ブレーブス時代の2005年から6年連続で20本以上の本塁打を記録し、30本以上のシーズンも2度ある。

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2016年3月16日のニュース