ソフトバンクも声出しで現金授受 勝った時のみ、野手1人1000円ずつ

[ 2016年3月16日 17:55 ]

 ソフトバンクの三笠杉彦球団統括本部副本部長(41)は16日、昨シーズンまで「円陣声出し」に関し、選手間で金銭授受が行われていたことを明かした。この日の西武戦(西武プリンス)の試合前に長谷川勇也選手会長(31)に確認し判明した。

 連勝中に、試合前の円陣で「声出し」を行った野手が、ベンチ入りした他の野手から1000円ずつを受け取っていたという。金銭授受は勝った試合のみで、負けた試合は発生しなかった。三笠副本部長は「3連勝であったり、5連勝であったりという時に、1人1000円ずつを集めまして、声出しをした選手に(勝利の)ご祝儀として渡すことをやっていた。数年前からと聞いています」と話した。今季からは禁止する。

 また投手陣のノックにおける金銭授受については「改めまして遠征が終わって福岡に戻るあたりで全体に対して再度調査を行う」とした。野球賭博問題に関連する再発防止への意識徹底とともに、個別で面談を行う予定だ。

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2016年3月16日のニュース