清原被告の保釈を申請 身元引受人は?

[ 2016年3月16日 09:47 ]

17日にも保釈される清原容疑者

 覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)の弁護人は16日、東京地裁に清原被告の保釈を申請した。地裁は、検察官の意見を聴いた上で可否を判断。初公判は5月17日に開かれる。

 捜査関係者によると、清原被告は「早く(留置所から)出してほしい」と希望している。保釈後、清原被告を監督、サポートする身元引受人が誰になるかが注目されるが、15日までに誰も清原被告側から依頼を受けていない。こうしたことから、親族が身元引受人になるとみられる。

 清原被告は離婚している。母親は認知症の施設にいて、父親も病気を抱えている。実弟とは絶縁状態になっており、親族の元に身を寄せるのは難しい。逮捕前に住み、現行犯逮捕の現場にもなった東京都港区にあるマンスリーマンションは現在も解約していないもようだが、保釈後は薬物依存症の治療や周囲の環境を考慮して、医療施設に入院するとみられる。

 起訴状によると、今年2月1日ごろ、東京都港区にあるホテルの客室で覚せい剤を使用したとしている。清原被告は所持容疑で警視庁に2月2日に現行犯逮捕された後、同23日に使用容疑で再逮捕された。

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2016年3月16日のニュース