アグリーメントには衝突プレーの「退場」明記なし

[ 2016年3月16日 07:55 ]

<ヤ・広>2回2死一、二塁、会沢の左前打で二走松山が本塁でタッチアウトになるがビデオ判定へ。ビデオ判定の結果、責任審判の森塁審がセーフに変更とアナウンス

オープン戦 ヤクルト1―8広島

(3月15日 神宮)
 セ・リーグのアグリーメントに今季から追加される「本塁での衝突プレイについて」の(3)で「審判員は、走者が捕手または野手に悪質な衝突をした場合や、捕手または野手が走路および本塁上に位置して走者をブロックした場合には、そのプレーヤーに警告を与える。また、その行為が危険極まりない衝突であると審判員が判断した場合にはそのプレーヤーは試合から除かれる」としているが、警告2度で退場とは明記されていない。

 ▼井野修審判技術委員長兼野球規則委員 コリジョンルールを適用し、判定が覆った場合は、原則は警告を発することになる。明文化はされていないが、(運用上は)2回目の警告で退場と考える。各球団には審判員から説明をしている。警告はあくまで個人に出すもので、個人で警告2度目が退場。次の試合に累積するものではない。適用1年目なので、まずは厳格な対応を取ることになる。本塁のクロスプレーに関しては、ビデオ検証が増える可能性があると認識している。

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2016年3月16日のニュース