清原容疑者、名球会メンバーに“泥” 東尾氏「絶対に更生しないと」

[ 2016年2月4日 08:24 ]

厳しい表情で球場入りする王会長

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 清原容疑者は04年に通算2000安打を達成。選ばれた選手のみが入れる「名球会」のメンバーだった。そんな栄光に自ら泥を塗るかのような愚行。東尾修氏(スポニチ本紙評論家、名球会理事)は「本当に驚いている。報道が事実であるならば、犯したことに対する罪はしっかりと受け止め、償う必要がある」と話した。

 東尾氏は名球会の先輩。さらに清原容疑者が86年に西武に入団した時のチームメートであり、95、96年は監督と選手の関係だった。よく知る清原容疑者が起こした、まさかの事件。東尾氏は「支えてくれた方々、子供のためにも絶対に更生しないといけない」と訴えた。

 85年のドラフト会議。清原容疑者は巨人入りを熱望していた。その際の巨人監督でもあったソフトバンク・王貞治球団会長(名球会顧問)は、「とにかく残念。あれだけのスターがね」。名球会の山本浩二理事長は「何とも言いようのない気持ちだ」と話した。1月11日に福岡で開催された名球会のイベントには、清原容疑者も参加。山本理事長は「あまり参加していなかったイベントにも参加してくれた。一生懸命、楽しそうにやっていた」と振り返ったが、それから1カ月もたたないうちに全てが暗転した。

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2016年2月4日のニュース