清原容疑者宅から押収の注射器、2本は使用済みの可能性

[ 2016年2月4日 16:31 ]

 覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48)の東京都港区の自宅マンションから押収された注射器3本のうち、2本は袋に入っていない状態だったことが4日、警視庁への取材で分かった。同庁は2本が使用済みの可能性もあるとみている。

 清原容疑者は「注射器やガラスパイプは覚せい剤をやるときに使っていたものです」と供述。警視庁は注射器を鑑定し供述の裏付けを進める。

 警視庁によると、2日夜に家宅捜索した際、清原容疑者は袋に入った注射器1本を手に持ち、袋は開封されていた。ほかの2本は、リビングのテーブルの上と台所の戸棚に、それぞれ裸で置いてあった。寝室の床では、黒ずんだガラスパイプ1本が見つかった。

 清原容疑者は2日夜、自宅で覚せい剤約0・1グラムを所持していた疑いで現行犯逮捕された。容疑を認めている。東京地裁は4日、清原容疑者について10日間の勾留を認める決定をした。

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2016年2月4日のニュース