バレンティン、登録即活躍　４回に今季初安打、６回には１号２ラン！

＜ヤ・巨＞６回１死一塁、右越え２ランを放ったバレンティンは雄叫びを上げる

セ・リーグ ヤクルト３―６巨人

（9月18日 神宮）
　ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手（３１）が出場選手登録された１８日、神宮球場で行われた巨人戦に即「５番・左翼」で先発。６回に追撃の１号本塁打を放つなど４打数２安打２打点といきなり存在感を見せた。

　バレンティンは２回の第１打席こそ三塁ゴロに終わったものの、４回の第２打席では初球の変化球を叩いて中前へ今季初安打。１―６で迎えた６回の第３打席では、一塁に畠山を置いて直球を右翼スタンドに運び、今季１号となる２ランを放ち、追撃ムードをつくった。

　今季ここまで唯一出場したのが４月２４日、神宮での巨人戦。左アキレス腱手術からの復帰戦で左太腿を痛め、再離脱に追い込まれた。同じ場所、同じカードでの復帰。チームは３―６で敗れたが、今後に大きな期待を抱かせる主砲の復活となった。

　▼バレンティン　打ったのはストレート。しっかりととらえる事はできたが、高く上がったので入るとは思わなかった。ギリギリだったね。復帰して１試合目の試合で打つ事ができてホッとしている。