パイレーツ痛手!主軸の姜正浩が守備中に大ケガ 来季の開幕も絶望

[ 2015年9月18日 16:12 ]

スライディングを受けて左膝を押さえながらグラウンドに倒れ込むパイレーツの姜正浩 (AP)

ナ・リーグ パイレーツ6―9カブス

(9月17日 ピッツバーグ)
 パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)内野手(28)が17日、ホームで行われたカブス戦での守備で左膝に靱帯断裂や骨折の大ケガを負った。同選手は手術を受け、全治6~8カ月と来季の開幕にも間に合わない見通しとなった。

 この試合に「4番・ショート」で先発出場した姜正浩は初回、無死満塁の場面でゴロを処理したセカンドのウォーカーから送球を受けると、二塁ベースを踏んで一塁へ転送。見事なダブルプレーを完成させた。

 しかし、姜正浩はこの際、二塁ベース上で強烈なスライディングを見せた走者・コグランと交錯。左膝を押さえながらグラウンドに倒れ込み、その後、トレーナーと通訳に両肩を抱えられながらベンチへ退いた。

 韓国プロ野球から4年契約で今季パイレーツ入りした姜正浩は、ここまで126試合に出場して打率2割8分7厘、15本塁打、58打点の活躍を見せていた。なお、走者のコグランはマーリンズ時代の09年、当時レイズでプレーしていた岩村と今回同様、二塁ベース上で接触し、左膝を負傷させた過去があるが、「あのスライディングはルール範囲内。姜正浩はジャンプして自分を避けるだけの時間がなかった」とコメントを残した。

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