マー君2被弾は「レベル低い投球」援護に感謝「勝たせてもらった」

[ 2015年7月18日 11:47 ]

マリナーズ戦に先発したヤンキース・田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース4―3マリナーズ

(7月17日 ニューヨーク)
 ヤンキース・田中将大投手が、後半戦開幕戦を白星で飾った。17日(日本時間18日)のマリナーズ戦に先発し、7回を5安打3失点。降板を告げられる直前の7回裏にA・ロドリゲスが勝ち越し本塁打を放ち、チームは4―3で逃げ切り勝ちを収め、田中に6勝目(3敗)が付いた。

 3失点はいずれもシーガーに許した本塁打。先制直後の3回に同点ソロを被弾。再び勝ち越した直後の4回に、2打席連発となる逆転2ランを浴びた。だが、それ以外の打者はほぼ封じ込め、これで3試合連続のクオリティースタート(先発して6回以上を自責点3以内)。前回9日のアスレチックス戦で、昨年7月の右肘故障後初めて100球を超す114球を投げたが、この日も103球を投げ抜いた。状態は完璧ではなかったと言うが、そんな中でも試合をしっかりつくる投球に手応えも得た様子だった。

 ――きょうの投球を自分で振り返ると?

 「調子自体はそんなに良かったわけではないですが、シーガーに打たれた2本のホームラン以外は、いい投球ができたと思います。ただ、点の取られ方が悪すぎましたし、2本塁打のところは本当にレベルの低い投球をしてしまったなと思います」

 ――A・ロドリゲスのホームランが出た時の気持ちは?

 「それはもちろん(うれしかった)。自分が(7回限りで)マウンドを降りるのは決まっていましたし、勝つと勝たないでは大きな違いなので。きょうは本当に、勝たせてもらったという気持ちが大きいので。決して全てが悪いわけではないので、次はまたいい投球をできるように準備していきたいと思います」

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