藤浪「紙一重」 西武・森 悔しい天井直撃の一飛「完全に捉えたと」

[ 2015年7月18日 07:24 ]

<全セ・全パ>6回無死、一飛に倒れる森。高々と上がった打球を藤浪も見上げる

マツダオールスターゲーム2015第1戦 パ・リーグ6-8セ・リーグ

(7月17日 東京D)
 一発しか狙っていなかった。全パの西武・森は天井にぶつけた末の一飛に苦笑いし、ベンチに戻ると天を仰いで悔しがった。藤浪との球宴初対決。「完全に捉えたと思ったんですけど…ダメでした。打ちたい気持ちがあったんで」と振り返った。

 ただ、藤浪には「紙一重だった」と言わせた。バットとボールのぶつかり方が少し違えば、スタンドイン。そういう可能性を先輩右腕に感じさせた。初対決した3月6日オープン戦の阪神戦(甲子園)は左飛に倒れた。この日も凡退に終わったが「自分のスイングはできました」と笑った。

 フルスイングが生みだした打球が描いた真上への軌道は、漫画「ドカベン」に登場する坂田三吉の「通天閣打法」のようでもあった。飛球を打ち上げ、落球を誘ってランニング本塁打を狙う同打法。「坂田に似てましたか?」といたずらっぽく言った。 (神田 佑)

 ▼西武・浅村 全部直球で来てくれたので打ちたかった。インステップ気味からアウトローにいい角度の球がきていた。

 ▼西武・中村 身長が高いし、いいボールを放るなと思った。3球しか見てないけど、150キロ出てるし、強さを感じた。

 ▼日本ハム・中田(左飛に打ち取られ)最初のカーブ2球が意味分からん(笑い)。最後は差し込まれたよ。

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