楽天・嶋、広島・東出、西武・森 「鎮魂の碑」に献花

[ 2015年7月18日 05:30 ]

戦没した野球選手を慰霊する「鎮魂の碑」へ献花する広島の東出(手前)、楽天の嶋ら(代表撮影)

 オールスター第1戦を前に楽天・嶋、広島・東出、西武・森の3選手が、戦没した選手を慰霊するため東京都文京区の「鎮魂の碑」を訪れて献花した。史上初のノーヒットノーランを達成した元巨人・沢村栄治や、大阪タイガースでエース兼4番として活躍した景浦将ら野球殿堂入りしている6選手を含む73選手がまつられている石碑は81年4月、旧後楽園球場脇に建立。88年3月、東京ドームの完成に伴い敷地内に移設された。

 今年が戦後70年にあたることから、献花を行ったプロ野球選手会会長の嶋は「戦争で亡くなられた方の思いを引き継いで、今後のプロ野球界の発展に貢献したい」と決意。19歳の森も「戦争中に亡くなられた方が、たくさんいるんだなと感じた。自分は若いですけど、もっともっと頑張りたい。(野球ができる幸せを)感じる機会を与えてもらった」と神妙な面持ちで話した。

続きを表示

2015年7月18日のニュース