古田氏 恩師らに感謝 試合前に殿堂入り表彰

[ 2015年7月18日 05:30 ]

表彰式に臨む古田敦也氏(左)。右は故・林和男氏の長男・清一氏

 今年1月に野球殿堂入りした元ヤクルトの古田敦也氏(49)らの表彰式が球宴第1戦の試合前に行われ、古田氏はかつての同僚のヤクルト・高津投手コーチから花束を贈られた。

 ヤクルトの黄金期を支え、05年に恩師の野村克也氏以来、捕手で史上2人目、大学、社会人を経た選手で史上初の2000安打を達成。「目が悪くてプロで活躍できないと言われた中、野村監督、若松監督ら多くの指導者のお世話になった」と感謝。かつて労組・日本プロ野球選手会の会長として04年には球界再編問題に立ち向かった同氏はファンに向け「これからも日本の野球を愛してください」と訴えた。

 また日本リトルリーグの設立に尽力し、特別表彰で殿堂入りした故林和男氏(享年85)の長男・清一氏(60)も出席。リトルリーグ時代に林氏から指導を受けた荒木大輔氏(元ヤクルト投手コーチ)から花束を受け取り「天国の林和男に代わり御礼申し上げます」と話した。

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2015年7月18日のニュース