東海大菅生・勝俣 熱投8回12K 雨で開始遅れに戸惑い

[ 2015年7月18日 05:30 ]

第97回全国高校野球選手権西東京大会3回戦 東海大菅生8―4都田無

(7月17日 府中市民)
 春夏連続甲子園出場を狙う東海大菅生が、都田無を下し4回戦に駒を進めた。今秋ドラフト候補に挙がるエース右腕・勝俣は、8回を投げ12安打4失点を喫したが12三振を奪う力投。3回無死満塁のピンチでは3者連続三振に斬るなど「打たせて取ることを心掛けたが、ピンチの場面では三振を狙いにいった」と、雨の中でギアチェンジする投球を見せた。

 雨の影響で試合開始が遅れたことには「あまり経験したことがなかったので戸惑った」と正直な心境を口にした。四球の多さを修正点に挙げ、「ストライクゾーンで勝負し、見逃されない球を投げたい」と初戦突破にも浮かれた様子はなかった。若林弘泰監督は「きょうはこんな内容だったが、勝俣にとっていい投げ込みになったのでは」と次戦に期待した。 (伊東 慶久)

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2015年7月18日のニュース