悔し涙の両チーム優勝 悪天候で開始2時間遅れ、結局中止に

[ 2015年7月11日 22:40 ]

ユニバーシアード第9日 野球決勝 日本―台湾

(7月11日 光州)
 野球の決勝は台風接近による悪天候で試合開始が約2時間遅れた末に、中止が決まった。ユニバーシアードで20年ぶりの実施となった野球で日本は初優勝となったが、チームに笑顔はなく、喜ぶ台湾とは対照的。主将の坂本は「ちゃんと勝って金メダルを報告したかった。悔しい思いはある」と目に涙をためた。

 創価大3年のプロ注目右腕で、先発予定だった田中も戸惑いを隠せない。「こういう結果になり、何とも言えない」と不完全燃焼に終わった様子だった。

 ▼善波達也・野球監督の話 選手に決勝をやらせてあげたかった。グラウンドで決着をつけたかった。金メダルは金メダルなので、それはよかったと思う。

 ▼坂本誠志郎の話 (決勝中止は)悔しいが、間違いなく1位にふさわしいチームだったと思う。このチームでここまで戦ってこられたことが本当にうれしい。

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2015年7月11日のニュース