大谷は夏男 母が太鼓判「汗をかく夏になったら大丈夫」

[ 2015年7月11日 07:40 ]

<日・西>8回無失点の力投で10勝一番乗りを果たした大谷

パ・リーグ 日本ハム1-0西武

(7月10日 札幌D)
 日本ハム・大谷は「夏男」だ。昨季から通算5度、足をつって緊急降板しているが、全て春。花巻東時代も同じ症状で降板することがあったが、それも春先の試合でのことだった。

 母・加代子さんは「真夏の時は逆に(足がつることは)なかった」という。太陽が陰るとすぐ冷える春と違い、夏は炎天下が続く。母は「汗をかく夏になったら大丈夫と勝手に考えています」と笑い飛ばし、大谷も「暖かくなると動きやすくなる」と目を輝かせる。思い起こせば高校生史上最速の160キロを出した時も、プロ野球記録の162キロをマークしたのも真夏だった。7月。21歳の剛腕はますます、凄みを増していくに違いない。(柳原 直之)

続きを表示

この記事のフォト

2015年7月11日のニュース