志学館 8回10人攻撃6点 開幕戦の緊張やっとほぐれた

[ 2015年7月11日 05:30 ]

<船橋法典・志学館>3打点をマークした志学館の4番・宇田川

第97回全国高校野球選手権千葉大会1回戦 志学館8―2船橋法典

(7月10日 QVCマリン)
 1点リードの8回。開幕戦の緊張がほぐれた志学館ナインが、一気呵成(かせい)の攻撃を仕掛けた。2死から小林が四球を選ぶと、4連打に重盗を絡めて4得点。さらに一、二塁から重盗。館林の二塁内野安打の間に2走者が生還し、試合を決めた。川俣幸一監督が「8回はらしさが出た」と振り返る10人攻撃だった。

 8回に左中間を破る2点二塁打を放つなど3打点を挙げた4番・宇田川は「全校応援で最初は雰囲気にのまれて力が入ってしまった。(適時打は)逆方向を意識したから、内角球に体が開かずに打てた」と胸を張った。50メートルは6秒8と決して速くないが、ノーサインで三盗もマークした。

 94年以来21年ぶり2度目の聖地へ。宇田川は「監督を胴上げして、甲子園に行きたい」と力を込めた。(川島 毅洋)

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2015年7月11日のニュース