西武・秋山 大谷撃ち!29試合連続安打 歴代7位タイ

[ 2015年7月11日 06:30 ]

<日・西>初回無死、秋山はバットを折られながらも右前打を放つ

パ・リーグ 西武0-1日本ハム

(7月10日 札幌D)
 西武・秋山には悔しさしかなかった。初回、先頭で大谷が内角に投じた152キロ直球に腕を畳みバットを折りながら右前に運んだ。連続試合安打を歴代7位タイの29に伸ばしたが、「別に何もないです」と喜ぶことはできなかった。

 0―0の8回無死一塁でのミスを悔やんだ。先頭の炭谷が大谷からチーム3安打目となる左前打で出塁。だが、秋山は送りバントに失敗し、続く栗山は一ゴロ併殺に倒れた。「ああやってつないでもらったのに、本当に申し訳ない。やることをやらず、次の回に点が入ってしまった」と肩を落とした。

 それでも大谷から自身今季初安打は放った。高橋慶彦(広島)が持つプロ野球記録33試合連続安打にもあと4試合。チームは日本ハムとゲーム差2に開いたが、明るい材料には違いない。

 ≪プロ野球記録は33試合≫秋山(西)が29試合連続安打。連続試合安打のプロ野球記録は79年高橋慶(広)の33試合だが、29試合以上の連続安打は11年マートン(神)の30試合連続以来4年ぶり8人目となる。パでは71年長池(阪急)32試合、77年福本(阪急)30試合に次ぎ38年ぶり3人目だ。

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2015年7月11日のニュース