巨人ポレダ “虎キラー”4戦4勝「オナカスイタ」

[ 2015年7月11日 05:30 ]

<巨・神>汗を飛び散らせながら力投するポレダ

セ・リーグ 巨人4-2阪神

(7月10日 東京D)
 さすが虎キラーだ。ポレダが阪神打線の裏をかき、変化球を交えた投球で6回を4安打1失点。約1カ月半ぶりの6勝目を挙げ、巨人の外国人投手が来日1年目で開幕から阪神に4連勝したのは史上初となった。

 「それ(変化球の多さ)は戦略だった。特に主軸は変化球を見せて直球で打ち取ろうと思った。最少失点に抑えられて良かった」。初回に味方の失策も重なって先制点を許し、5回まで毎回走者を背負った。足で揺さぶられたが150キロを超える速球に頼らなかった。3人で片付けた6回。3番の福留には直球とカーブで30キロ以上の緩急差をつけ、遊ゴロ。4番のゴメスには6球連続スライダーで三ゴロに抑えた。

 「福留にはメジャーの対戦の時に、直球を狙い打たれた。驚かせられたのなら良かった」。そう胸を張ったポレダはお立ち台で覚えた日本語を披露。「ツカレマシタ。オナカスイタ。オヤスミナサイ」と言って、巨人ファンの歓声を浴びた。

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2015年7月11日のニュース