マーまた3被弾…ワースト自責点6に「乗り越えるしかない」

[ 2015年6月29日 05:30 ]

<アストロズ・ヤンキース>5回を投げ終え、厳しい表情でベンチに戻る田中

ア・リーグ ヤンキース9―6アストロズ

(6月27日 ヒューストン)
 ヤンキースの田中将大投手(26)は27日のアストロズ戦で6点リードを守れず、5回7安打6失点で降板。2試合続けて3本塁打を浴び、自責点6はメジャー自己ワーストとなった。

 初回先頭のスプリンガーに四球を与えた時点でいつもの田中ではなかった。初回先頭を歩かせるのは、昨年5月9日のブルワーズ戦以来、メジャー2度目。そのまま制球力は戻らなかった。

 「(フォームの)ずれですね。うまく自分の中で投げられていない部分がある」。2回に2点を失うと、4、5回に3発を浴びた。前回21日タイガース戦で日米通じて自己ワーストの3被弾した悪夢を繰り返し、6点リードを追いつかれたのは日米通じて初の屈辱。

 「練習で修正を図ってきた部分が、試合にうまくつなげられなかった」。前回敗戦後、異例の2日連続ブルペン入り。初日は背後に堀江通訳を立たせて左肩の開きを抑え、推進力を打者へ一直線に向ける田中流の反復練習で確認。前回乱れた直球とツーシームの速球系だけを投げ込み、立て直すのに必死だった。

 足かせもあった。相手先発オーバーホルツァーが2回に危険球退場し、警告試合に。「全然当てるつもりでなくても当てたら審判のサジ加減で退場になってしまう。内角には行きづらくなる」。5回の2者連続被弾はいずれも外角で踏み込まれて捉えられたもの。それでも「その中でやるのが普通だし、あれだけ打たれたらしようがない」と言い訳にはしなかった。

 「こういう時期は今までもあったし受け止めないと。自分で乗り越えるしかない」。今は我慢の時。マウンドでの田中は打者とではなく、まだ自分自身と戦っているように映る。(ヒューストン・後藤 茂樹)

 ▼ヤ軍ジョー・ジラルディ監督 安定感を欠いていた。修正しないといけない。身体的には何の問題もない。

 ▼ヤ軍マキャン捕手 きょうはコントロールが全てだったね。今後に向けては制球と、カウントを有利に進めること。それだけだし、何も心配はいらない。

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