松田4打点で呼んだソフト800勝!3連勝で今季最多の貯金18

[ 2015年6月29日 05:30 ]

<楽・ソ>3回1死満塁、松田が右前に2点適時打を放つ

パ・リーグ ソフトバンク7―3楽天

(6月28日 コボスタ宮城)
 恐怖の6番だ。ソフトバンク・松田宣浩内野手(32)が28日、楽天戦で今季4度目となる4打点の大暴れ。初回、3回の満塁機で適時打を放ち、3連勝に貢献した。チームはリーグ戦再開から3カード連続の勝ち越しで貯金を今季最多18とし、2位・西武とのゲーム差を4・5に広げた。ソフトバンクとして区切りの通算800勝。29日、“鷹の祭典”でも西武を血祭りにする。
【試合結果】

 おいしい場面はいきなり訪れた。初回2死満塁で6番・松田。追い込まれながらも美馬のカーブをしぶとく左前に転がした。この試合まで満塁の場面では打率・167と意外な成績だったが、この男にデータなど関係ない。「満塁だから、どうにかしたかった。切れのある球を投げる投手だったので、食らいついていった」と振り返った。

 さらに3回1死満塁。今度は初球シュートに詰まらされながら右前に運ぶ2打席連続の2点打。これで早くも今季4度目の1試合4打点とし、敵地で試合の主導権を握った。連勝したここ3試合は全て第1打席で打点を挙げている松田は「先に先に(得点する)っていうのがいい形になっている」とうなずいた。

 もはや、6番打者の数字ではない。この日も5打数2安打4打点をマークし、交流戦明けのリーグ再開後8試合で29打数12安打の打率・414、3本塁打、11打点と絶好調。今季71試合で打率・308、20本塁打、55打点とし、自己最高の25本塁打(11年)、90打点(13年)は軽く超えるハイペースだ。

 打率リーグトップの3番・柳田から、この日は体調不良で欠場した7番・中村晃まで、5人の3割打者が並ぶ。なかでもクリーンアップの後ろで超強力打線を支えるのが32歳の選手会長だ。「100打点」を目標に掲げ「6番としては走者を還したいし、打点は自信になる」と話す。常に「打点」を意識し、状況に応じて冷静な打撃をしていることが好結果につながっている。

 チームは日曜日の試合で9連勝。日本一になった昨季は、リーグ全144試合の前半戦72試合を終えた時点で貯金は15だった。全143試合の今季は、71試合で貯金を18とし、昨年よりも好成績で折り返すことが決定。05年にソフトバンクになって以来800勝にも到達した。節目の数字を伝え聞いた工藤監督は「800勝?皆さんおめでとうございます!」とおどけた。

 29日の西武戦(東京ドーム)は「鷹の祭典2015」の初戦。勝てば6月を16勝5敗で締めくくり、11年5月(貯金14)以来の月間2桁貯金となる。「鷹の祭典」の西武戦は過去8戦全勝とデータも心強い。

 2位と4・5差。最速なら7月中旬にも優勝マジックもともる。気の早い話をしてしまいそうなほど、いまの鷹は負ける気がしない。(渡辺 剛太)

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