日本ハム ドラ1有原、7回途中1失点でG斬り!巨人 ワーストタイ4連敗

[ 2015年6月9日 21:08 ]

<日・巨>日本ハム先発・有原

交流戦 日本ハム3―2巨人

(6月9日 札幌D)
 日本ハムのドラフト1位右腕・有原が巨人打線を相手に7回途中まで2安打1失点と好投し、今季3勝目を挙げた。日本ハムのルーキーが交流戦の巨人戦で初登板勝利は06年の八木、08年の多田野、10年の増井に次いで4人目。チームは接戦を制し連敗を2で止めた。巨人は今季ワーストタイの4連敗。

 ルーキー右腕が巨人打線を抑え込んだ。150キロ台の直球と巧みな変化球のコンビネーションで凡打の山を築いていった。5回2死まで一人も走者を出さない完全投球。長野に中前打を許したものの、6回まで1安打無失点。7回に失点し降板したが、6回2/3を105球、2安打1失点と堂々たる内容だった。

 打線は4回、四球で出塁した中島卓がボークで二進し1死二塁から、中田が左越え19号2ランを放って先制。「きたボールにうまく反応して打つことができたかな。有原もいいピッチングをしていただけに大きい先制点になった」と中田。頼れる主砲は5回にも左前適時打を放って援護した。

 巨人は3点ビハインドの7回、亀井の右越え二塁打と坂本の四球から1死二、三塁とし、長野の右犠飛で1点。8回には相川が左中間へ2号ソロを放った。9回は無死二塁の好機をつくったが、後続が倒れあと1点が届かなかった。先発ポレダは5回を110球、5安打3失点と崩れた。

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