キヨシ明言「ダメ元だから」 2年目砂田支配下即14日ハム戦先発へ

[ 2015年6月9日 05:30 ]

仙台に到着した中畑監督は元気にタクシーに乗り込む

 DeNAの2年目左腕・砂田が14日の日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初登板初先発することが決まった。中畑監督が明かした。チームは昨季から左腕の先発白星がなく、最速147キロを誇る19歳に対し、指揮官は「あれだけの直球を投げられる投手はなかなかいない。打たれてもいい。ダメ元だから。攻めてほしいね」と期待を寄せた。

 強運だ。7日に育成枠から支配下契約を結んだばかり。その際、指揮官から「(投げたい場所の)望みはあるか」と問われ「(地元の)北海道で投げたいです」とアピールした。当初昇格する予定はなかったが、同日の西武戦(横浜)で三嶋が4回6失点KO。2軍降格で先発枠が空き、地元でのデビュー戦をつかんだ。チームは1分けを挟む4連敗と失速気味。砂田が秘密兵器として、中畑DeNAに再び勢いを与える。

 ◆砂田 毅樹(すなだ・よしき)1995年(平7)7月20日、北海道札幌市生まれの19歳。小6時に日本ハムジュニア入り。伏見中では札幌南シニアに所属した。明桜では3年夏に秋田大会8強。準々決勝で角館に0―2で敗れた。13年育成ドラフト1位でDeNA入団。イースタン・リーグでの通算成績は17試合で6勝5敗、防御率2・75。1メートル79、75キロ。左投げ左打ち。家族は両親、姉2人、妹。

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