ムネリン「俺のおかげ」サヨナラ呼んだ 試合後は家族で祝勝会

[ 2015年6月9日 05:30 ]

<ブルージェイズ・アストロズ>9回、レイエスの適時打で生還するブルージェイズ・川崎

ア・リーグ ブルージェイズ7―6アストロズ

(6月7日 トロント)
 ブルージェイズの川崎が7日(日本時間8日)、アストロズ戦で4―6の9回、先頭で代打出場。ア軍の守護神グレガーソンから左翼線へ二塁打を放ち、逆転サヨナラ勝ちの口火を切った。

 「何とか流れを変えようと思った。本当に変えたね。こうやって勝ったんだから何を言ってもいい。俺のおかげで勝ったと言いたいよ」。二塁ベース上では味方ベンチへ向け、両手をクロスさせる「ムネリンダンス」。打線は一気に勢いづき、川崎は続くレイエスの中前打で生還。なおも1死二、三塁から4番コラベロの中前への逆転2点打で決着をつけた。今季初の5連勝に導き「バットを持っているから目をつむって振った。やってやりました」とムネリン節も全開。ジョン・ギボンズ監督も「これぞカワサキパワーだ。流れを変えてくれた」と絶賛した。

 34歳の誕生日だった3日夜はワシントンから移動。日付が変わった午前2時すぎに帰宅すると、舞子夫人(31)が大好きな和食を用意して祝ってくれた。この日は長男の逸将くん(1)を連れて客席で観戦。試合後は家族水入らずで焼き肉店で祝勝会を開いた。

 8日(日本時間9日)からは、兄貴分のイチローが所属するマーリンズと本拠地で対戦する。キャンプ以来の再会で「このタイミングで僕がメジャーにいる。本当に願いは通じるもんなんだなと。またパワーをもらいたい。事故に遭わないように球場に来ます」といたずらっぽく目を輝かせていた。

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