秋山監督 予告先発NO!「ほぼ固定」信頼打線で有終V挑む

[ 2014年10月24日 05:30 ]

練習を見つめる秋山監督

日本シリーズ ソフトバンク―阪神

 日本シリーズは25日、甲子園球場で開幕し、セ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がった阪神とパ・リーグ覇者のソフトバンクが対戦する。阪神は29年ぶり2度目、ソフトバンクは3年ぶり6度目の頂点を狙う。ソフトバンク・秋山幸二監督(52)は24日の同シリーズ監督会議で予告先発の導入については提案しないことを明言。阪神は4番のマウロ・ゴメス内野手(30)がシート打撃で3打数2安打と好調をアピールした。
【日本シリーズ】

 秋山監督に「予告先発」の考えは毛頭なかった。日本シリーズは原則として予告先発を行わないが、対戦する両監督が合意すればその限りではない。昨年は楽天・星野監督が開幕前日の監督会議で提案し、巨人・原監督も了承して8年ぶりに実現した経緯がある。

 「何で(予告先発を)やるの。ウチはほぼ打線を固定しているから(予告されても関係ない)」 秋山監督は即答した。阪神の先発が左右どちらであれ、自軍のオーダーを変更する可能性が低いなら予告先発するメリットはない。事前準備で複数の投手データを検討する手間が省けるぐらいだろう。事実、日本ハムとのCSファイナルSでは第1~3戦は全く同じ打順、4~6戦で今宮と明石の打順を入れ替えたが、野手の先発メンバーは6戦を通じて固定された。

 秋山監督は常々言う。「3割、30本、30盗塁の野手が9人いれば、それが理想」。つまり、固定メンバーで戦うに越したことはない。4位に沈んだ昨季は4番を固定できずに、5人が務めた。しかし、今年は全試合で李大浩が4番を務めた。

 指揮官にとって阪神との日本シリーズと言えば自身が西武で現役時代だった1985年以来。同年のレギュラーシーズン終盤のロッテ戦の試合前練習で右人さし指を骨折しながら表向きは突き指で通し、シリーズ出場しただけに「諜報(ちょうほう)戦」の面白さもシリーズには必要と分かっているようだ。

 「新聞の予想を見るのは面白いよ。(記者を見渡し)緊張するだろ」

 最後は挑発的な笑みさえ浮かべた。

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