山崎福“父超え”1位 「生存率10%」脳腫瘍から奇跡的生還

[ 2014年10月24日 05:30 ]

合宿所にオリックス・森脇監督が指名あいさつに訪れオリックスの帽子を山崎福(左)にかぶせて握手

2014ドラフト会議

 【オリックス1位 山崎福也 投手・明大】念願のドラフト1位に甘いマスクが崩れた。父・章弘さん(53)は79年ドラフトで巨人に2位指名された元プロ捕手。「(1位指名は)一つの目標でもあったので。父を超えられてうれしいです」と笑った。

 一度は諦めかけた道だった。中学3年の11月、検査で脳腫瘍が見つかり「小児延髄上衣腫」と診断された。生存率10%と聞かされ「頭の中が真っ白になり、死んじゃうのかなと思いました」。6時間を超す難手術を乗り越え奇跡的に生還。「同じ病気で苦しんでいる人がたくさんいる。その方々のためにも頑張らなくては」。病を克服してからは体の丈夫さが売りとなった。

 指名後、明大合宿所に駆け付けた森脇監督は「思っていたより顔が可愛い。歯並びもいい」と甘いマスクにもほれ込んだ様子。その裏には、深い感謝と熱い使命が宿っている。

 ▼オリックス・森脇監督 山崎は最も欲しい選手の一人。右打者へのクロスファイアは左投手独特のものがある。近い将来、有名から本物の投手になる

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