PL学園 秋季近畿大会初戦敗退でセンバツ絶望 来年度部員募集なし

[ 2014年10月18日 11:05 ]

<PL学園・近江>力投するPL学園先発の山本

 来春の選抜大会の重要な選考資料となる高校野球の秋季近畿大会は18日、わかさスタジアム京都で開幕した。来年度の新入部員受け入れ停止を決めたPL学園(大阪2位)は1回戦で近江(滋賀1位)と対戦し2―3で敗れ、2009年以来、6年ぶりの選抜出場は厳しい状況となった。

 PL学園は1点を追う2回にグルラジャニネイサン三塁手(2年)の左越え本塁打などで2点を奪い一度は逆転に成功。しかし、5回に同点とされ、8回1死一、三塁から先発のエース左腕・山本尊日出(たかひで)投手(2年)がスクイズ(記録は犠打失策)で決勝点を許した。打線は3回以降も再三、好機を築きながら、決定打を欠き、近江のエース右腕・小川良憲投手(2年)を攻略できなかった。

 ▼PL学園・正井一真校長 是非2勝して甲子園に手がかかれば、と思って臨んだのですが。選手は頑張ったと思う。あとひと息というところで勝ち癖がなかったのは、指導者や大人が責任を負うところ。再起を期していきたい。

 ▼PL学園・謝名堂陸主将 チャンスでもう1本が出なかった。ピンチで点を防げなかった。近江の方が力が上だった。(来年度の部員募集停止を受け)知らせを聞いた時は驚いたけど、チームみんなで戦おうと気持ちを切り替えた。与えられた環境でやっていくしかない。

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