明徳義塾のエース岸 智弁学園の岡本に2安打されるも2奪三振

[ 2014年8月15日 12:46 ]

<明徳義塾・智弁学園>5回表2死三塁、智弁学園・吉田を三振に仕留め、雄たけびを上げる明徳・岸

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 明徳義塾10―4智弁学園

(8月15日 甲子園)
 明徳義塾の岸が粘りの投球を見せ、9安打4失点で完投勝利をマーク。「要所で集中できた。ホッとしました」と笑顔を見せた。

 大会屈指の強打者・智弁学園の岡本とは4度対戦して2安打されたが、2三振を奪った。「岡本選手だけでなく、他の打者も怖かった。勝ててよかった」と汗を拭った。

 甲子園9試合目で先発は7試合目。大舞台を知り尽くしたエースが、チームに初出場から16大会連続の初戦勝利をもたらした。

 ▼明徳義塾・多田左翼手(昨年11月に右肺、今年7月に左肺に穴が開く肺気胸を発症。8回の守備から途中出場し)「左翼を守っていて、自然に笑顔になった。うれしかった。次は先発で出たい」

 ▼明徳義塾・水野捕手(岸を好リード)「岸も4度目の甲子園で冷静だった。普通に投げれば、打たれる投手ではないと思う」

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2014年8月15日のニュース