被安打12も…内海志願続投141球「1つ恩返しできた」

[ 2014年8月15日 22:18 ]

<広・巨>巨人先発の内海

セ・リーグ 巨人7―2広島

(8月15日 マツダ)
 試合中盤に降雨中断を挟む展開となる中、12安打を浴びながら8回2失点に抑えた巨人の内海は「すごい難しかったですけど、今シーズンチームに迷惑かけっぱなしなので。移動ゲームでもあったので、自分が長いイニングを投げることで中継ぎを休ませてあげたいなと思って投げました」とローテーション投手としての責任感をにじませた。

 3回までに6回の援護をもらうと、初回から6回まで毎回得点圏に走者を背負いながら要所を締める投球。終わってみれば141球を投げ8回12安打2失点と粘投した。

 6回を終えた時点で球数は106球。5回途中で48分間の中断を挟んだこともあり、交代しても不思議ではないタイミングだったが7、8回も志願の続投。「今シーズン活躍できていないので、僕がいたというのを結果として残したいなと思ったので。まだまだですけど1つ勝ちという結果で恩返しできたんじゃないかなと思います」とほっとした表情で話した。

 原監督も「内海も非常にあれだけ長い(中断がある中)コンディションの作り方って難しいと思うんですけども、8回まで投げてくれて、いろんなチーム事情の中で非常に助かりました」「意義のある8イニングを投げてくれました」と左腕の続投を称えた。

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2014年8月15日のニュース