明徳義塾打線が終盤に爆発! 代打・田中の3ランで突き放す

[ 2014年8月15日 11:47 ]

<明徳義塾・智弁学園>7回裏明徳義塾2死一、三塁、代打田中が左越えに3ランを放つ

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 明徳義塾10―4智弁学園

(8月15日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第5日は15日、甲子園球場で1回戦2試合と2回戦1試合を行い、第1試合は5年連続16回目出場の明徳義塾(高知)と3年ぶり17回目出場の智弁学園(奈良)が対戦。

 1回戦屈指の好カードにふさわしく、中盤までは1点を争う好ゲームになったが、7回に代打・田中が3ランを放った明徳義塾が10―4で智弁学園を下して2回戦進出を決めた。明徳義塾は出場した16回すべてで初戦突破となった。

 明徳義塾は2回、2死一塁から7番・水野の右前へ落ちそうな飛球に飛びついた右翼手が後ろに逸らす間(記録は三塁打)に1点を先制。続く8番・尾崎の三塁強襲安打で2点目を入れると、さらに四球を得た2死一、二塁から1番・高野が中前に適時打を放ち、3点をリードした。

 3点を追う智弁学園は3回、3本の安打に送りバント2つを絡めて2点を返し、1点差に。その後、明徳義塾が4回に、智弁学園が6回にそれぞれ1点ずつを加え、明徳義塾が4―3と1点をリードして終盤に入った。

 だが、7回に試合が大きく動く。明徳義塾は1死満塁から7番・水野の二塁ゴロが併殺崩れとなる間に1点を加えると、代打に出た田中が初球を左翼スタンドに3ラン。この回一挙4点を加えた明徳義塾は8回にも2点を加えて16安打で10得点をもぎ取り、智弁学園を突き放した。

 高校通算73本塁打を誇る智弁学園の岡本に本塁打は出ず、4打数2安打1打点。7回途中から3番手投手として登板したが、8回に3連打を浴びて2点を失った。

 

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