岩隈、今季5敗目 打たれたのは3回だけも…3ランなどで一挙4失点

[ 2014年7月25日 13:56 ]

オリオールズ戦に先発したマリナーズの岩隈(AP)

ア・リーグ マリナーズ0―4オリオールズ

(7月24日 シアトル)
 マリナーズの岩隈久志投手(33)は24日(日本時間25日)、シアトルで行われたオリオールズ戦に先発登板し、7回4失点で今季5敗目(8勝)を喫した。チームは0―4で敗れた。

 上々の立ち上がりを見えた岩隈を悪夢が襲ったのは3回だった。先頭の8番・フラーティ、9番・ジョセフと下位打線に連打され、無死一、二塁。ここで1番・マーカーキスに右前へ適時打され先制点を許すと、続く2番・ヤングに左越え4号3ランを浴び、この回一挙に4点を失った。

 その後は、3回に2連続三振を奪った後でジョセフに安打を浴びたものの、5回、6回、7回と3イニング連続で3者凡退に仕留める好投。すっかり立ち直っただけに、岩隈にとっては3回の4失点が悔やまれる展開となった。

 岩隈は7回を投げ、打者28人に対して7安打4失点。5三振を奪い、連続無四球は5試合にのびた。マリナーズ打線はオリオールズ先発のチェンに8回5安打と抑え込まれ、投手が2番手・オデイに代わった9回も3者凡退に終わって零封負けを喫した。

 ▼岩隈の話 体が開くのが早くて逆球も多く、スライダーも抜け気味だった。修正しようと思っていた矢先に連打を食らってしまった。三回は悔いの残るイニングになった。あの一発さえなければ、最少失点で試合をつくれたと思う。次の課題にしていきたい。

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2014年7月25日のニュース