県内屈指進学校　青森１４安打猛攻もあと一歩及ばず

＜八戸学院光星・青森＞健闘したものの一歩及ばず八戸学院光星に敗れ、呆然と立ち尽くす青森ナイン

青森大会決勝 青森６―８八戸学院光星

（7月24日 青森市営）
　県内有数の進学校・青森の熱く燃えた夏は、あと一歩のところで幕を閉じた。相手を上回る先発全員１４安打を放ち、２回に集中打で３点を先制するなど押し気味に試合を進めた。

　だが、同点の７回１死満塁から遊撃手・鈴木が痛恨の悪送球。９回に２点を返す粘りも届かなかった。「（敗戦は）監督の差。こんなにも決勝は一つのサイン、一つのプレーが重いと思わなかった」。里村輝監督は自らを責め、そして「またチャンスがあったら」。そのチャンスは、そう遠くないところにある。